がん治療のすすめ

   

がん治療の新薬が注目されています

最近世間から注目されているのがん治療の新薬があります。それは何とノーベル賞を獲得するような技術が盛り込まれているという事でも注目をされていて、これからのがん治療において大きな意味を成すとも考えられているのです。その新薬はオプジーボというように言われているものなのですが、これは極めてがんに対して効力を発揮する事が期待されています。既に効果を出しているという事もあるのですが、更にこの薬は可能性を秘めているという点でも注目をされていて、今後さらなる展開もある事が期待されてもいるのです。これまでのがん治療とは異なる考え方で、がんの細胞そのものにダメージを与えるというような発想ではなく、その周囲の人の身体の免疫機能に注目したというのが、この発想の凄いところだと考えてもいいでしょう。
一般的には病気になれば、その根本である病原菌なりウィルスなりという大元を無くしてしまうという事を考えてしまいます。これは病気を治すという根本的な考え方からすれば当然の考えという事になるのですが、がん細胞については、これだと全く可能性を見つけることが出来ませんでした。理由はがん細胞そのものがどうして発生するのか、増殖をしてしまうのかという事が良く分からないからだったのです。がんはウィルスのように外からの異物なり、外敵なりが侵入してなるという病気ではありません。昨日までは正常に稼働していた細胞が何かの要因によってがん化するという極めて不思議な現象によって起きる病気となっています。このがん化というものが未だによくわからないので、これに対して有効策を立てることが出来なかったのです。しかも、このがん化した細胞は増殖するという不思議な事もするのでこれが身体に悪影響を及ぼすようにもなってしまうのです。正体不明のものに対してなかなかそれを攻撃する有効な方法も見つけることは難しいという事は理解出来るでしょう。しかも、周りの細胞は正常なのですから、そうした細胞を傷つけないように攻撃するということになれば、極めてこれが難しいという事も分かるはずです。
ですが、この最新の治療方法ではがんの本体ではなく、身体の免疫機能という、異物を排除したりする人の身体が本来持っている治癒能力に着目をしているのが凄いわけです。この機能は身体に害をなすものがあれば、それを攻撃して排除するという事をするので、これによって病気が治癒することが出来るようになっているということです。人の身体にはこうした防御能力が備わっているので、これを活用してがん細胞に働きかけて増殖をすることを防いだり、細胞の働きそのものを弱くしていくことで、増殖させないという事も考えられるようになりました。がん細胞は一つが単体であるだけでは、それほど怖いものではありません。増殖をして悪さするようになる事が怖い事なので、実はその増殖の能力を抑えることが出来れば、それほど恐ろしいものでは無いという事も分かってきたのです。ですが、その増殖自体もどうすれば抑えられるのかは長くはわからなかったのですが、その新しい新薬ではそれが出来るようになっているのが凄いというわけです。既に新薬として実績も積んでいますから、今のデータを基にして更なる効果的な新薬も開発されることが期待されていて、がんという病気が不治の病というようなものではなくなる事も夢ではなくなりました。
かといって、全ての問題が解決されているというわけではないので、これから解決しなければならない事は多いのですが、今までは方法すら考えられなかったところに、有効と考えられる方法が出てきたという事でも大きな意味はあります。そして、これから更なる期待が出来るという事も意義深いと考えていいでしょう。

オブジーボ , 免疫療法 , 化学療法 , 投薬治療 , 治癒能力