がん治療のすすめ

   

がん治療をしている時に母乳はあげることができるのか

がんに罹患する人は年々増えていますね。しかも高齢の方ばかりではなく、若い世代でもなることがあります。
がん細胞は自分の細胞が変異してどんどん増殖していく病です。結構な数の人が罹患するものの、完治することは難しく、まだまだ不治の病と言われています。
がん治療には、標準3大治療というものがあり、手術、化学療法、放射線療法とあります。だいたいの場合手術を行ってから、化学療法や放射線療法を行うことが多く、通院期間も長くなることがあります。化学療法には、抗がん剤治療も含まれており、抗がん剤の種類によっては副作用が強く出て日常生活をスムーズに送るのが困難になってしまうことも多いです。
抗がん剤を使用したがん治療を行う場合、悪いがん細胞だけでなく良い細胞も死滅させてしまうので、体ではさまざまな変化がおきています。脱毛や爪の変色、味覚の障害や睡眠障害など人によって程度は違うものの、副作用の出方はほぼ同じです。良い細胞を死滅させているということは、体自身も様ざまな病に感染しやすくなっており、注意が必要となってきます。
近年若い世代でもがんになる人が増えているので、赤ちゃんがいるときにがんになってしまう人もいます。特に女性に多い乳がんの場合は授乳中、しこりに気が付いていても乳腺が張っているとしか考えず、治療が後回しになってしまうこともあります。その結果がん細胞は増殖をしてしまい、転移ということを起こしてしまっています。胸に何らかのしこりを感じた場合は、ためらわずに乳腺外科を受診すると良いでしょう。何もない、乳腺が張っているということは自分だけではわからない部分です。きちんと専門家に診てもらい判断を仰ぐようにします。
そして、がん治療を行っているときに母乳を上げても良いのか、という悩みが出てきますが、根本的にがん治療をしている時は母乳をあげるのを控えたほうが良いです。
母体にとってもちょっとした傷や人と触れ合っただけで、何らかの感染症にかかってしまう危険性がありますし、母乳の成分に抗がん剤の成分が含まれてしまう危険性もあるからです。母乳は母体から作られているので、がん治療に限らず何らかの薬を服用している場合は母乳をあげるのをストップするようにしましょう。
がんの治療は長期に渡り、精神面も経済面も厳しい状態が続いてきます。体もだるくなり、自分の思うように動かないため大変もどかしい思いをしますし、一日だるくて眠っている状態になってしまうこともあります。
もし子育て中であれば、手を抜けるところはどんどん抜いて、できるだけ体に負担がかからないようにしましょう。母乳も上げたい気持ちもありますが、子どもに薬の影響が出るかもしれないということを頭の片隅に置き、ミルクで大丈夫、と思うと気持ちがすっきりとしてきます。
まずは、自分の体をしっかりとさせること。母親が元気であるということは、子どもにとって安心感を生みます。ゆっくりと生活をすることを心がけ、気持ちにゆとりが持てるようにしましょう。
がん治療をしていく上でもう一つ大事なことは、家族に余計な心配をかけさせない、ということです。自分自身も辛いですが、家族もまた大変つらい状況にあります。自分だけが辛いんだと思わずに、家族も気を遣ってくれているという視点で見るようにしましょう。
がんの治療は一人ではなかなか克服していきません。やはり家族の支えが必要となってきます。無理なことは無理、できないことはできない、としっかり言えるようにし、できるだけ体を休めることが大切になってきます。小さい子どもがいる場合は祖父母に泊まりに来てもらうなど様々な人にサポートしてもらえるよう、アンテナを巡らせておくのも大切です。

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